東証グロース市場250指数先物概況:サーキット・ブレーカー発動でパニック売り

2024年8月5日 15:43

印刷

記事提供元:フィスコ

*15:43JST 東証グロース市場250指数先物概況:サーキット・ブレーカー発動でパニック売り
8月5日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比83pt安の483pt。なお、高値は537pt、安値は483pt、日中取引高は13696枚。先週末の米国市場のダウ平均は大幅続落。7月雇用統計が予想を下回り、景気減速懸念に寄り付き後、下落。景気後退懸念も浮上し売りに拍車がかかり、終日軟調に推移した。一部ハイテク企業の決算も振るわず相場は終盤にかけ下げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比34 pt安の532ptからスタートした。米国株の急落を受け、寄り付きから売りが先行し、連日で安値を更新。朝方と13時過ぎ、東証グロース市場250指数先物のサーキット・ブレーカーが発動したことで、新興市場への不安感が加速し、パニック売りが続出。米国の景気後退懸念の織り込みと、日銀の円安是正によるポジション調整が進展しているとの見方から、ロングオンリー資金による散発的な買いがみられたものの、引けにかけて急激に売り込まれ、本日の安値となる483ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではトライアル<141A>やタイミー<215A>などが下落した。《TY》

関連記事