【株式市場】日経平均は464円安、半導体関連株など重く終値で3週間ぶりに4万円を割る

2024年7月22日 17:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9599円00銭(464円79銭安)、TOPIXは2827.53ポイント(33.30ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は13億4919万株

 7月22日(月)後場の東京株式市場は、アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株が前場に続いて軟調で、14時半頃から一段下押すなどで調整未了感が強いとの見方があり、ファナック<6954>(東証プライム)も一段軟化して始まったまま重く、伊藤忠<8001>(東証プライム)なども中盤にかけて一段安。全体に調整色の濃い相場となった。中で、森永製菓<2201>(東証プライム)は一段と上げ猛暑関連の見方。日経平均は13時過ぎにかけて前場の安値を下回り544円44銭安(3万9519円39銭)まで下げ、大引けまで小動きのまま7月1日以来3週間ぶりに4万円を割り込んで引けた。

 後場は、西武HD<9024>(東証プライム)が一段高となり土地再開発で隣接する緑地との一体開発を優遇する政府方針を好感。ビックカメラ<3048>(東証プライム)も一段と強含み、好業績に加え夏物家電の上乗せ効果など期待。サーティワンアイス<2268>(東証スタンダード)は前場のストップ高を上値に高水準で売買され第2四半期の最高益に加え連日の猛暑で収益上乗せ期待。セイヒョー<2872>(東証スタンダード)も一段と出直り拡大。AIAIグループ<6557>(東証グロース)は株式分割、株主優待の導入が好感され前後場とも気配値のまま大引けまでストップ高。ビザスク<4490>(東証グロース)は1週間前の四半期決算を好感した急伸相場が再燃と急反発し高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は13億4919万株(前引けは7億682万株)、売買代金は3兆3113億円(同1兆6848億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は236(前引けは311)銘柄、値下がり銘柄数は1375(同1294)銘柄。

 東証33業種別指数で高い業種は4業種(前引けは5業種)にとどまり、陸運、水産農林、食料品、パルプ紙、が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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