後場の日経平均は41円高でスタート、東宝や川崎重などが高い

2024年7月17日 13:04

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;41316.63;+41.55TOPIX;2918.93;+14.43


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比41.55円高の41316.63円と、前引け(41307.36円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は41290円-41420円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=158.40-50円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で上値が重く0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数前日終値をはさんで方向感の定まらない動きで0.1%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることが、東京市場で安心感となっているもよう。一方、日経平均は引き続き短期的な高値警戒感が意識され、積極的な買いを手控える向きもある。

 セクターでは、繊維製品、不動産業、精密機器が上昇率上位となっている一方、その他製品、電気機器、保険業が下落している。

 東証プライム市場の売買代金上位では、東宝<9602>、川崎重<7012>、三井E&S<7003>、住友林<1911>、コマツ<6301>、アシックス<7936>、三菱重<7011>、メルカリ<4385>、IHI<7013>、太陽誘電<6976>が高い。一方、SHIFT<3697>、ローツェ<6323>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、TOWA<6315>、KOKUSAI<6525>、スクリーンHD<7735>、任天堂<7974>、楽天グループ<4755>が下落している。《CS》

関連記事