東証グロース市場250指数先物概況:様子見ムードも後場買い優勢

2024年7月5日 15:56

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記事提供元:フィスコ

*15:56JST 東証グロース市場250指数先物概況:様子見ムードも後場買い優勢
7月5日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の651pt。なお、高値は651pt、安値は644pt、日中取引高は4472枚。前日4日の米国市場は「独立記念日」の祝日のため休場。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1 pt高の649ptからスタートした。週末要因に加え6月の米雇用統計への関心が高いことから、日本株全体に模様眺めムードが漂い、新興市場も小動きに終始。5日移動平均線近辺では買い、75日移動平均線近辺では売り優勢となる場面が多かったものの、24年上半期の国内倒産件数が4887件と、14年以降最多と報じられたことや、欧州でスイスの物価監視当局がローン金利上昇への警戒で、UBSの監視を始めたと伝わったことで、一部で金利の先高懸念が後退し、センチメントが改善。後場には幕間つなぎ的な物色も入り、引けにかけて上げ幅を拡大し、本日高値の651ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やカバー<5253>などが上昇した。《TY》

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