TOPPANホールディングスが上場来高値を更新、PBR向上等への期待強く空港での翻訳対応透明ディスプレイ実証実験など材料視

2024年7月3日 10:48

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■次世代半導体用部材やリチウムイオン二次電池用材などにも期待

 TOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)は7月3日、続伸基調となり、午前10時にかけて4635円(48円高)まで上げ、2日続けて上場来の高値を更新している。7月2日付で翻訳対応透明ディスプレイ『VoiceBiz UCDisplay』を活用した実証実験を日本航空<9201>(東証プライム)と行うと発表し、注目されている。PBR(株価純資産倍率)は1倍少々の水準のため、引き続き東証が求めるPBR向上に向けた施策などが期待されている。

 株価は次世代半導体製造用の接続部材「インターポーザー」の開発を発表した6月11日あたりから動意を強めており、ニュース発表が多岐にわたるだけに、6月21日に発表したリチウムイオン二次電池用材のスウェーデンでの合弁会社などに期待する様子もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事