第一三共は朝安のあと切り返し反発基調、米国企業との紛争で実質勝訴、47百万米ドル受領

2024年7月1日 09:33

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■抗体薬物複合体(ADC)技術に関する知的財産権すべて第一三共に帰属

 第一三共<4568>(東証プライム)は7月1日、77円安(5447円)で始まったあと切り返して22円高(5546円)まで上げ、反発基調となっている。前取引日の6月28日、同社の抗体薬物複合体(以下「ADC」)技術に関する米国企業との紛争について実質的な勝訴を発表し、好感されている。

 発表によると、仲裁廷(米国仲裁協会に申立てた仲裁)による判断で、ADC技術に関する全ての知的財産権は第一三共に帰属することが最終確定した。相手方は約47百万米ドル(支払時までの利息を含む)を当社に支払ったとした。2024年4月1日判決において相手方の申立は棄却されていたが、相手方は期限内に控訴しなかったため最終確定した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事