【株式市場】前場の日経平均は553円高で高値引け、4月12日以来の3万9700円台

2024年6月26日 12:32

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9726円39銭(553円24銭高)、TOPIXは2805.13ポイント(17.76ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億1128万株

 6月26日(水)前場の東京株式市場は、NY株式市場で半導体関連株が再び活況高となったことやアドバンテスト<6857>(東証プライム)が25日に発表した新中期計画が注目を集め、半導体関連株が一斉高となり、発行株数の16%規模の自社株買いを発表したサワイグループHD<4887>(東証プライム)も活況高など、個別材料株の物色も旺盛となった。生成AI需要活発な日本マイクロ<6871>(東証プライム)や日東紡<3110>(東証プライム)も活況高。日経平均は191円高で始まり、次第に急伸商状となり、前引けは553円高の高値引けとなった。

 東洋証券<8614>(東証プライム)が急動意となり現職の社長が取締役候補を辞退と伝えられ投資ファンドの動向などに思惑増幅。ザインエレクトロニクス<6769>(東証スタンダード)はデータセンターでの活用が見込まれる次世代光半導体による高速情報伝送ソリューション事業への参入など連日材料視され急伸一段高。データ・アプリケーション<3848>(東証スタンダード)は生成AIソリューション企業の子会社化が注目され急反騰。キャンバス<4575>(東証グロース)は新薬候補の臨床進展など好感され急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億1128万株、売買代金は1兆9299億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1037銘柄、値下がり銘柄数は537銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、電気機器、医薬品、精密機器、サービス、非鉄金属、機械、銀行、証券商品先物、化学、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事