プラチナは押し目完了の可能性 サンワード貿易の陳氏(山崎 みほ)

2024年6月20日 16:51

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記事提供元:フィスコ

*16:51JST プラチナは押し目完了の可能性 サンワード貿易の陳氏(山崎 みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎 みほの気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『プラチナは押し目完了の可能性』と述べています。

続いて、『先週のプラチナ相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが後退したため下落した』と伝え、『米連邦準備制度理事会(FRB)は12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、予想通り政策金利の据え置きを決定した。ただ、最新の政策金利見通しでは、年内の利下げ回数を従来の3回から1回に減らしたことが明らかになり、策金利見通しがタカ派寄りと受け止められた』と説明しています。

しかし、『週明け17日は、中国の5月小売売上高が前年同月比3.7%増加し、伸びが前月の2.3%増から加速したことから、中国の景気回復の兆しと受けとめられて、前週末比12.30ドル高の1オンス=970.90ドルに上昇した。18日は、5月米小売売上高が悪化したため、FRBが年内にも利下げに踏み切るとの観測が広がった。米長期金利が低下し、白金相場を押し上げた』と言及しています。

次に、『13~14日に開催された日銀金融政策会合は、政策金利が据え置かれただけではなく、国債買い入れについても具体的な計画を次回の7月会合へ持ち越しとし、予想以上にハト派的な内容だった』と伝え、『日米の金利差は当面縮まらないとの見方からドル買い・円売りが続きそうだ。円安はOSEプラチナ相場には支援要因となろう』と考察しています。

今週のレンジについては、『NYプラチナ950~1050ドル。OSEプラチナは4700~5300円』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月19日付「プラチナは押し目完了の可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎 みほ《CS》

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