【株式市場】日経平均は37円安となり小幅に2日続落、4連休を前に好決算株などを選別物色

2024年5月2日 16:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8236円07銭(37円98銭安)、TOPIXは2728.53ポイント(0.87ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は14億9274万株

 5月2日(木)後場の東京株式市場は、前場の円高が弱まったことなどでファナック<6954>(東証プライム)が中盤にかけて一段と上げ、ダイキン<6367>(東証プライム)は一段と値を戻して高値引けなど、前場に比べて強さを増す銘柄が増える印象となった。正午に決算と中期計画などを発表した伊藤ハム米久HD<2296>(東証プライム)は一段高、14時過ぎに発表した住友商事<8053>(東証プライム)も一段高。一方、13時に発表した三菱商事<8058>(東証プライム)は急反落。日経平均は後場寄り後に一段と強含んで81円55銭高(3万8355円60銭)まで上げたが、その後は4連休を前に一進一退を続け、大引けは小幅安で2日続落となった。

 後場は、北海道瓦斯<9534>(東証プライム)が一段ジリ高となり、1日に発表した3月決算と株式5分割など好感。オルガノ<6368>(東証プライム)は一段高となり連休明けの13日に発表を予定するとあって期待が強まる様子。フォーバル・リアルストレート<9423>(東証スタンダード)も13日に発表を予定し11時頃からストップ高で売買されなから買い気配。セイヒョー<2872>(東証スタンダード)は真夏日の増加予想など材料に一段高。ストリームメディアコーポレーション<4772>(東証グロース)は四半期決算が好感され一段高。くすりの窓口<5592>(東証グロース)は物流の2024年問題が本格化するにつれて独自の配送支援サービスに注目高まるとされ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は14億9274万株(前引けは7億244万株)、売買代金は4兆2061億円(同2兆888億円)。プライム上場1651銘柄のうち、値上がり銘柄数は645(前引けは593)銘柄、値下がり銘柄数は936(同982)銘柄。

 東証33業種別指数は14業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、不動産、保険、卸売り、医薬品、水産農林、建設、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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