「 ルイ・ヴィトン」上海のヴォヤジャー・ショーで2024プレフォールコレクションを発表

2024年4月22日 09:26

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記事提供元:アパレルウェブ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2024年4月18日ニコラ・ジェスキエールによる2024プレフォールウィメンズ・コレクションの「ヴォヤジャー・ショー」を上海で発表した。同ブランドは、世界各地で開催されるデスティネーションショーの呼称を「ルイ・ヴィトン ヴォヤジャー・ショー」とし、その新たな名称のもとで発表した第1回目のショーだ。
 
 今回のコレクションは、ニコラの同ブランド10年間におけるクリエーションの集大成。初期のデザインを思い起こさせるディテールを至る所に散りばめ、「ルイ・ヴィトン」の歴史を彩ってきた様々なコードを反映。自由な色調とフォルムで再現した。鮮やかな色使いと喜びを通じて中国のスタイルバイタリティに敬意を表した。
 







 また、若手コンテンポラリーアーティストSun Yitianとのコラボレーションも発表した。彼女が描くおもちゃのようなチャーミングなアニマルたちが、対照的なシルエットに活気を与える。短いものは長いものと対峙し、時に両者は一体となり、洗練と大胆さを結びつける。全く雰囲気の異なるプリントを重ねることで、見事なマリアージュを実現した。
 
 「キャンバスに描かれた絵画とそれを見る人とのつながりには、どこか不変で静けさがあり、一定の距離が置かれる観察そのもの。しかし、私のアート作品が洋服やバッグ、あるいはフレグランスに変身すると、それは人々にとってより身近な存在になり、生き生きとした予想外の交流が生まれる。使用されることで対等な関係性が築かれるのだ」とSun Yitianは語っている。
 
 ストーリーを彩るのがアクセサリーのコレクション。「プティット・マル」、「ツイスト」、「オンザゴー」、「ディアヌ」、「ループ」、「サイドトランク」、「アトランティス」、「ノエ」、「カンヌ」、「カメラボックス」、そして「カプシーヌ」と「ドーフィーヌ」アップデート。「スリム トランク」は、長い歴史の時代を超えてバッグコレクションに加えた。
 



 2024プレフォールコレクション発表の舞台は、アートコレクターであるリウ・イーケン(Liu Yiqian)氏、ワン・ウェイ(Wang Wei)氏夫妻がオーナーを務める龍美術館だ。中国最大の私立美術館である同美術館は、中国の伝統美術、モダン美術や現代美術、文化大革命前後の美術の他、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地の現代美術作品など、中国で最も豊富なコレクションを所蔵している。
 
来場セレブリティ





















Courtesy of LOUIS VUITTON
 
「 ルイ・ヴィトン」公式サイト
 
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