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カナダ、安楽死の合法化から5年で4万人超が死を選択
記事提供元:スラド
カナダでは2015年に安楽死が合法化されてから、わずか5年で4万人を超える人々が安楽死を選んだという。その中には経済的に困窮した障害者が死を選ぶケースもあるとの報告が出ており、カナダはベルギーやオランダを抜き去る「安楽死先進国」となったとしている(PRESIDENT Online)。
同国内では合法化によって医師や上級看護師が安楽死を実施できるようになった。安楽死の対象は2021年3月の法改正で終末期だけでなく非終末期の人々にも拡大され、2024年には精神障害や精神的な苦痛のみを理由にした安楽死も容認される方向に向かっているという。
その結果、安楽死者数は急増し、2021年には前年比32.4%増の1万人以上となった。安楽死が先行して合法化されたケベック州では、安楽死者が総死者数の5.1%を占めているという。医療や福祉を受けられない人々が安楽死を選ぶケースもあり、その中には支援を受けられずに安楽死を選んだ人々もいるとしている。
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