Google Cloudパリリージョンの障害、一部ゾーンで回復見込み立たず

2023年5月12日 11:08

印刷

記事提供元:スラド

クラウドサービス「Google Cloud」のパリリージョンの一部ゾーン(europe-west9a)で、障害が発生し長引いている。この障害は4月26日午前11時ごろ(日本時間)から発生、5月9日午前11時時点でもリージョンの一部が復旧していないとされている(Google Cloud障害情報The RegisterITmedia)。

仮想マシンを立ち上げる「Google Compute Engine」やKubernetesマネージドサービス「Google Kubernetes Engine」など、同ゾーンで提供する6サービスが影響を受けているという。europe-west9にあるデータセンターでは、水の侵入が発生した結果、マルチクラスター障害が発生。その結果、複数のゾーンがシャットダウンしたとしている。米The Registerは、冷却システムのポンプが故障した結果、バッテリールームが浸水し、火災につながったと報じている。米Googleは対応中だとしているが、復旧の時期を明確に示すことはできないとしている。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | クラウド | IT

 関連ストーリー:
KDDIのIaaS『KCPS』で一部ストレージ障害、完全復旧には時間が必要 2023年02月02日
25日に「Microsoft 365」サービスに障害発生。Azure側の障害が原因 2023年01月27日
GoogleとOracleのCloudサーバー、英国の記録的な暑さで冷却障害に 2022年07月21日
障害発生、その原因は? 2022年06月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事