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共感度100%のワケは? 韓国映画『恋愛の抜けたロマンス』メイキング映像公開
「共感できる」と話題を呼び、大ヒットを記録した韓国映画『恋愛の抜けたロマンス』が、2022年7月8日(金)に日本公開を迎える。映画の公開に先駆けて、制作の裏側が見られるメイキング映像が公開された。
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■新感覚リアル・ラブコメ映画『恋愛の抜けたロマンス』
恋愛はしたくないけど寂しい29歳の女性ジャヨンと、仕事も恋愛も上手くいかない33歳の男性ウリ。2人はデートアプリで出会い、“恋愛は抜き”の曖昧な関係になっていく……。21年11月に韓国で公開された映画『恋愛の抜けたロマンス』は、そんな現代らしいリアルな恋愛観を反映した新感覚ラブコメディだ。
「恋愛放棄カップル」を描いた斬新さやウェットに富んだセリフが笑いと共感を呼び、キャストたちの魅力も発揮された本作は、公開3週目で週末Boxoffice1位を獲得する大ヒットを記録。さらに、「第58回百想芸術大賞」にて4部門にノミネートされ、脚本賞受賞に輝くなど高く評価された。
ジャヨン役を演じるのは、スリラー映画『ザ・コール』で主演を務め、Netflixドラマ『ペーパー・ハウス・コリア』ではトーキョー役を演じた女優チョン・ジョンソ。ウリ役は、大ヒット映画『犯罪都市2』で存在感を示し、ドラマ『私の解放日誌』で大ブレイクした俳優ソン・ソックが演じる。演技派のイメージが強かった2人がラブコメに挑戦するということでも注目が集まった。
■衣装に私服も!リアルを追求するメイキング映像公開
本作が共感を呼んだ理由は、現代の恋愛観を反映したからというだけでなく、とことんリアリティを追求して制作されているからだ。公開されたメイキング映像を見ると、その様子がよくわかる。
家や居酒屋のセットは実在しそうなクオリティで、主人公ジャヨンの部屋は、インテリアに20代のリアルな感性を込めて作り込まれた。またキャラクターを20〜30代の日常的な印象にするために、「衣装は俳優の私服も多かった」ことが明かされている。
さらに、やり取りのリアルさも追求しており、俳優の普段の話し方に合わせた自然な演技で、テンポ良く会話が進む。映像の冒頭でチョン・ジョンソが「ストレートな表現が多い」と話す通り、欲望に対して遠慮のない会話の内容もおもしろい。予告編では「恋愛なんて感情労働はしないの」というジャヨンのセリフが印象的だが、本編では他にどんなセリフが飛び出すのか楽しみだ。
加えて、笑顔の絶えない現場だったことがわかるオフショット3点も公開されている。
■韓国映画『恋愛の抜けたロマンス』あらすじ
恋愛引退を決意したものの、寂しさに勝てずデートアプリで相手を探すジャヨン。仕事も恋愛もうまくいかず、仕事の関係で半強制的にデートアプリに登録することになったウリ。名前も目的も、本音も隠して出会った2人は、1ミリも期待していなかったが、1日目からお互いに惹かれ、恋愛のようなそうでないような関係が始まっていく……。
(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る)
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