中国DJI、ロシアとウクライナの事業を停止 民生用ドローン世界シェア1位

2022年5月3日 08:53

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  産経朝日の記事などによると、民生用ドローン市場で世界の7割以上のシェアを獲得している中国企業DJI(大疆創新科技)が、戦闘が続くロシアとウクライナにおける事業の停止を発表した( DJIプレスリリース)。

先日の中国銀聯のロシア提携カード交渉の拒否は関係者によると、であったが、ウクライナ侵攻後に中国の大手企業がロシア(およびウクライナ)における事業を停止すると正式に発表したのは初めての模様だ。記事によると、ウクライナに侵攻したロシア軍が民生用ドローンを攻撃に使用していると欧米メディアが伝えていることから、2次的制裁の対象になることを警戒してのようだという。(中国政府は紛争に対して中立的立場に立っており)、DJIはロシアと共にウクライナの事業の停止を発表しているが、GIGAZINEによると、ウクライナ政府はすでにDJI製ドローンの不具合が意図的なものの可能性があるとして、使用中止を勧告しているそうだ。

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