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再生医療事業のセルソースと医療支援クラウドサービスのエムネスが戦略的パートナーシップを締結
再生医療関連事業のセルソース<4880>(東マ)と株式会社エムネスは7日、エムネスの医療支援クラウドサービス「LOOKREC」(ルックレック)の医療機関への導入拡大に向け戦略的パートナーシップを締結したと発表。
セルソースは変形性関節症・スポーツ傷害や不妊治療等を目的とした再生医療関連事業を通じて約800院の整形外科や産科・婦人科の医院と提携しており、今後、同領域でのLOOKRECサービスの普及を目指して医療機関への導入提案を行っていく。
LOOKRECは、100%クラウド環境に構築した医療データ共有プラットフォーム。院内サーバ等を設置する必要がなく、膨大な量になりがちなCT・MRI等の医用画像データであってもストレスなくクラウド環境で管理でき、ブラウザのみで稼働する専門性の高いビューワも提供している。
また、主治医にとって専門外の画像診断や難症例に直面した際に、エムネスの遠隔診断センターに相談すると、主治医のセカンドオピニオンとして、常勤11名の放射線診断専門医が中心となって遠隔画像診断を行い、読影レポートを付して主治医にフィードバックするコンサルティングサービスも提供している。
医療の高度化・専門化がさらに進む一方で、医師をはじめとする医療リソースの需給のギャップが世界的に問題となっている。その解消のためには組織の壁を超えた病診連携や専門領域・診療科間での医師同士の連携が求められ、また感染症の流行下で感染予防のために医療従事者にもこれまでにないワークスタイルが必要になってきている。LOOKRECは、放射線診断を中心とした専門性とクラウドテクノロジーの活用を通じて、最適なチーム医療を提供できる環境の構築を支援しており、内科を中心として100超の医療機関に利用している。
整形外科領域や産科・婦人科など新たな診療科においてもサービスを普及させるため、同領域で多くの医療機関と提携しているセルソースとエムネスが戦略的パートナーシップを締結する。
また将来的には、LOOKRECに蓄積される膨大な医用画像を、患者さまの同意を得た上でAIを用いた予防医療の研究に活用していくことも視野に入れている。エムネスは、医療機関と画像診断支援AIを提供するAIベンダをつなぐサービスも提供しており、その知見とセルソースの幅広い医療機関ネットワークを生かして新たな事業の創出を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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