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LEGO、製品パッケージのプラスチック袋を紙袋に置き換える計画
LEGO Groupは15日、LEGO製品のパッケージで使い捨て型プラスチック袋の使用をやめ、持続可能な素材に置き換えていく計画を発表した(ニュースリリース、 The Vergeの記事、 SlashGearの記事)。
LEGOでは2030年までに主要な製品やパッケージを持続可能な原料に移行する計画を2015年に発表し、植物由来プラスチックを原料とするレゴブロックの開発などを進めている。製品パッケージに関しては2025年末までにすべての素材を持続可能にする目標を掲げており、2021年から箱入りのLEGO製品で森林管理協議会認定のリサイクル可能な紙製の袋のテストを開始する。
使い捨て型プラスチック袋の廃止は環境を考える多数の子供たちから要望があったものだといい、さまざまな代替品のプロトタイプを開発して数百人の保護者と子供によるテストを行ってきたという。中でもリサイクル可能な紙製の袋は環境にやさしく、開けやすいことで子供たちから高い評価を受けているとのこと。
LEGOは持続可能性と社会責任への取り組みを加速するため、今後3年間で最大4億ドルを投資する。
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