三井ショッピングパークららぽーと沼津、10月開業で180店先行発表

2019年3月9日 20:06

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ららぽーと沼津の南側外観イメージ(三井不動産発表資料より)

ららぽーと沼津の南側外観イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産は7日、静岡県沼津市東椎路で整備中のリージョナル型ショッピングセンターを「三井ショッピングパークららぽーと沼津」と命名し、10月に開業することを明らかにした。静岡県東部エリア初進出となり、全テナント約210店のうち、180店を先行発表した。

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 ららぽーと沼津は敷地面積約12万平方メートル。鉄骨地上4階建ての店舗棟と、鉄骨地上5階建て3棟の立体駐車場棟から成る。延べ床面積は4棟合計で約16万5,000平方メートル。このうち、約6万4,000平方メートルが売り場面積となる。店舗棟は1~3階が店舗で、4階と屋上が駐車場。施設全体の駐車台数は約3,600台になる見込み。

 敷地内の3カ所に合計約5,000平方メートルの緑地広場と交通広場を設置、来店客の憩いの場所などとして活用する。敷地内に路線バスの停留所を誘致することも検討している。

 先行発表した180店の内訳はファッション関係54店、ファッション雑貨など64店、サービス関係20店、スーパー・食物販10店、マルシェ1店、レストラン・カフェなど19店、フードコート12店。

 主な店舗は、ファッション関係でレディースの「ベルーナ」、キッズの「アルジー」、着物の「きものやまと」、ファッション雑貨などでジュエリーの「エクセルコダイヤモンド」、化粧品の「ナルシス」、カバンの「サックスバー」、サービスでシネマコンプレックスの「シネマサンシャイン」、スーパー・食物販でスーパーの「三和」、洋菓子の「モロゾフ」、レストラン・カフェでパスタ・洋食の「鎌倉パスタ」、コーヒーの「タリーズ」など。

 ららぽーと沼津は、東海地区では2009年開業のららぽーと磐田(静岡県磐田市)、2018年開業のららぽーと名古屋みなとアクルス(愛知県名古屋市)に次ぐ3施設目となる。静岡県東部や隣接する神奈川県西部は、高速道路1時間圏内に10以上のショッピングセンターがひしめく激戦地。ららぽーと沼津の参入で販売競争がさらに激しさを増しそうだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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