ホンダ「N-BOX」、JNCAP予防安全性能アセスメントで最高評価獲得

2017年11月3日 19:48

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記事提供元:エコノミックニュース

JNCAPの2017年度「予防安全性能アセスメント」において最高評価となる「予防安全性能評価 ASV++」を獲得したホンダの軽自動車、新型「N-BOX G・Honda SENSING」

JNCAPの2017年度「予防安全性能アセスメント」において最高評価となる「予防安全性能評価 ASV++」を獲得したホンダの軽自動車、新型「N-BOX G・Honda SENSING」[写真拡大]

 ホンダが同社のベストセラーモデルである軽自動車のトールワゴン「N-BOX」の2代目となる新型が、JNCAP(国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構「NASVA」による自動車アセスメント「Japan New Car Assessment Program」の略称)の2017年度「予防安全性能アセスメント」において最高評価となる「予防安全性能評価 ASV++」を獲得したと発表した。新型ホンダ「N-BOX」と「N-BOXカスタム」は、今年9月1日から発売されている。

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 新型N-BOXは、ホンダの軽乗用車として初めて、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備。従来の8機能に加え、夜間走行時にハイビームとロービームを自動で切り替えるオートハイビームと、ホンダ初となる後方誤発進抑制機能を装備している。

■N-BOXの試験結果は以下のとおり。

・被害軽減ブレーキ(対車両)、32点中 32点(満点)

・速報被害軽減ブレーキ(対歩行者)、25点中 22.6点

・車線逸脱抑制、16点中 16点(満点)

・後方視界情報、6点中 6点(満点)

 合計、79.0点中 76.6点

 ※なお、試験車両は「N-BOX G・Honda SENSING」。2017年度予防安全性能アセスメントの軽乗用車において2017年11月1日現在、最高得点となった。

 新型「N-BOX」は、高効率フロアフレーム構造や高張力鋼板の適応拡大に加え、新しい接合技術を導入し軽量化と高剛性化を両立した。サスペンションシステムの高性能化、フロントピラーの極細化による前方視界の向上などの進化で、安心感のある走りと低燃費、快適な乗り心地を実現した新型モデルだ。

 新型の価格は「N-BOX」(FF車)が138万5640円から174万9600円、4WD車は13万0680円高。「N-BOXカスタム」(FF車)は、169万8840円?194万9400円、4WD車は同じく13万0680円高となる。軽のベストセラー「N-BOX」、JNCAP予防安全性能アセスメント最高評価を獲得うけて、今後も快進撃が続くのか。

 同時にホンダは、2017年度第2四半期連結累計期間(2017年4月1日から2017年9月30日までの半年間)の業績を発表。連結売上収益は、すべての事業における増加や為替換算の増加影響などにより、7兆4,892億円と前年同期に比べ11.2%の増収となったとしている。(編集担当:吉田恒)

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