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アウディ、ミッドサイズSUVの「アウディQ5」をフルモデルチェンジ
8年ぶりにフルモデルチェンジし、新型プレミアムミッドサイズSUVに生まれ変わった「アウディQ5 2.0 TFSI quattro」、価格は657.0万円[写真拡大]
アウディ・ジャパンは、プレミアムミッドサイズSUVの「アウディQ5」を8年ぶりにフルモデルチェンジし、10月2日販売を開始すると発表した。
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先代の「アウディQ5」は、同社Q7に続くアウディSUVシリーズの第2弾として2009年に日本でデビュー。視界の良いシートポジション、多目的な使用に耐えうるキャビンといったSUVの持ち味に、アウディの特徴であるクワトロシステムによる卓越した走行性能と先進テクノロジーを融合したオールラウンドなSUVとしてセグメントのトップセラーとなった。
発売から8年間で、世界累計販売台数が160万台超となり、アウディ車のなかでも、最も成功したモデルのひとつとなった。
今回の2世代目は、新しいモジュラープラットフォームをベースにしてデザイン、メカニズムを一新した。ボディサイズは全長×全幅×全高4680×1900×1665mmとやや大型化したものの、徹底した軽量設計により、車両重量を従来型比60kg削減した1820kgとした。
搭載する2リッターTFSIエンジンはパワーアップと同時に効率化も図り、最高出力252ps(185kW)/5000-6000rpm、最大トルク370Nm/1600-4500rpmとパワーアップしながら、7速Sトロニックを組み合わせて、燃費は11%改善した。
新開発の電動パワーステアリングと、前後5リンクのサスペンションを採用し、ハンドリングと乗り心地を高度なレベルで両立させたのもニュースだ。オプションで新開発のエアサスペンションも設定され、Audi drive selectで、「lift /offroad」「allroad」モードを含む7つのセッティングが選択でき、舗装路からオフロードまで幅広い走行条件に対応する。
安全運転支援システムも不足は無い。歩行者検知機能付き衝突軽減システムである「アウディプレセンスシティ」などの先進的な予防安全システムに加え、トラフィックジャムアシスト付き「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」を全車標準装備。また、デジタル多目的ディスプレイの「アウディバーチャルコクピット」や「マトリックスLEDヘッドライト」などが、アウディQ5シリーズとして初めて設定した。
新型Q5には、最新のコネクティビディ機能も搭載した。MMIタッチナビゲーションを介して、インターネットからの情報サービスや、Wi-Fiスポット機能、スマートフォンインターフェイスなどを標準装備する。今年から搭載が始まった「セーフティ&サービス」も搭載され、Audi SOSコール、Audi オンラインロードサイドアシスタンス、Audi メンテナンスリクエスト、myCar Managerの4つの機能を提供します。
最新のテクノロジーを採用してモデルチェンジした新型Q5は、デザイン、ユーティリティ、走行性能、快適性、サステイナビリティ、先進性、品質、いずれの面でも高いレベルを実現した真にオールラウンドなプレミアムSUVだ。Q5 2.0 TFSI quattroの価格は657.0万円。
アウディ・ジャパンは、この新型Q5の発売に際してS line仕様のエクステリアを採用した記念限定モデル「アウディQ5 1st edition」もリリースする。限定車の価格は、704.0万円(メタリック車は713.0万円)だ。
同時に、Q5のトップスポーツバージョンの「アウディSQ5」の発売も発表した。新設計された3リッターTFSIエンジンは、ツインスクロールターボチャージャーを搭載し、354ps(260kWの最大出力、500Nmの最大トルクを発生する。8速ティプトロニックを介してクワトロシステムが4輪にトルクを伝える。価格は887.0万円。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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