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日産「ノート」が仕様向上、安全支援技術を強化 新グレードも
日産自動車は、コンパクトカー「ノート」に、スピードと車間距離を自動調整する自動運転化技術ICC(インテリジェントクルーズコントロール)を搭載するなど、仕様向上を行った。インテリジェントLIも新しく採用し、インテリジェントエマージェンシーブレーキの性能もアップ。販売は9月1日より行われている。
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インテリジェントクルーズコントロールは、高速道路や自動車専用道においてドライバーの負担を軽減するシステムだ。先行車を検知すると、その車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行する。
先行車がスピードを落とせば減速し、ドライバーのブレーキ操作が必要になる場合は表示とブザーで警告。先行する車が停止すれば、自車も停止する。車速を常に制御し、ドライバーが快適に走れるようサポートするシステムとなっている。
インテリジェントLIは車線逸脱防止支援システムで、意図せず走行車線を逸脱しそうになった場合、車線内の方向に戻す力を短時間発生させ、ドライバーの操作を促す。
そして衝突の危険が迫ったときは、インテリジェントエマージェンシーブレーキがその回避をアシストする。これは前方車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高くなった場合メーター内の警告灯やブザーでドライバーの回避操作を促進するシステムだ。
ほかにも、駐車場などでのペダルの踏み間違いによる衝突を防ぐシステム、踏み間違い衝突防止アシストの性能が向上するなど、安全のための機能はより整えられた。
なお、仕様向上に併せ、新グレード「ブラックアロー」が追加された。エクステリアとインテリアをともに一部ブラックで染めた、よりクールな印象を与えるデザインとなっている。
ノートは、2016年11月に、エンジンで発電しモーターだけで走る「e-POWER」を追加。アクセルペダルのみを用いての運転操作をしやすくする新感覚モードも魅力的だ。コンパクトカーにおいては、2017年上半期の販売台数で1位となるなど高い人気を誇っている。価格は139万9,680円~24万840円(税込)。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る)
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