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JAXA、「亀田の柿の種」を宇宙食に採用
専用のパックに入った「亀田の柿の種」(左)と、JAXAが開発したフィルムに包まれた宇宙食サンプル。(画像:亀田製菓発表資料より)[写真拡大]
亀田製菓は、同社のロングセラー商品である「亀田の柿の種」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から宇宙日本食としての認証を受けたと発表した。
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宇宙日本食とは、国際宇宙ステーションに長期滞在する日本人宇宙飛行士向けの、日本食の味や食感を楽しむことを目的とした宇宙食である。和食に限定されているわけではなく、麺類、カレーなどでも指定を受けている製品がある。
今後、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している日本の宇宙飛行士が、宇宙でおやつとして食べられるように提供される見通し。
2016年に発売から50周年を迎えた、「亀田の柿の種」であるが、亀田製菓が、これを宇宙日本食とすべく研究開発を開始したのは2014年のことである。それから3年を経て、亀田製菓の設立60周年でもある2017年に、晴れて宇宙日本食の認証(JAXA認証No-JD011)を取得したというわけだ。
なお、宇宙日本食としてのフィルムパウチ包装の「亀田の柿の種」は、現在のところ市販される予定はないとのこと。
正式な登録情報は以下の通りとなる。
■品名(和文/英文)
米菓(柿の種ピーナッツ入り)/Rice Crackers(Kakinotane with peanuts)
■賞味期限
1年6カ月
■内容量
合計35.0グラム(柿の種6:ピーナッツ4)
■内容物
市販されている「亀田の柿の種」と原料・製法を同じくするもの(一部、使用設備などは異なる)
■包材
90ミリメートル×90ミリメートル×40ミリメートルのトレー入り。トレーの蓋と外側の底にベルクロがついていて、繰り返しの開封を行ったり、固定された場所にくっつけることができる。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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