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【レビュー】どこまで簡単?送金アプリ「Kyash」を使ってみた
「Kyash」画面イメージ・アップデートされた機能(写真: Kyashの発表資料より)[写真拡大]
送金アプリ「Kyash」にAndroid版が誕生した。「Kyash」は個人間の現金の受け渡しをアプリで済ませてしまおうというものだ。送金するお金は登録したクレジットカードから引き落とされるので、手持ちがないときでも相手に支払うことが可能だ。公式では「かんたん送金」とあるが、どこまで簡単なのかこの「Kyash」をさっそく使ってみた。
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■キャッシュレスの時代へ、送金アプリ「Kyash」の使い方
・「Kyash」に登録する
「Kyash」はメールアドレスか、Facebookアカウントとの連携で登録が可能だ。本名と電話番号を入力すれば登録が完了する。メールアドレス登録の場合、登録したメールに確認メールが届き「メール認証」をするよう促してくるが、これをしなくとも登録は完了する。つまり間違ったアドレスを登録しても問題なく登録が完了するので注意が必要だ。
ちなみにこれは筆者のやらかしたミスだが、登録時にメールアドレスのスペルを間違い、ログインするときにメールアドレスが分からず「Kyash」に問い合わせることになった。くれぐれも入力ミスには気をつけてほしい。
・お金を送金、請求する
お金の送金は「Kyash」の残高もしくは登録したクレジットカード(VISAかMasterCard)で行うことができる。送金ボタンをタップすると金額を入力する画面が出るので支払いたい金額を入力し、画面を下から上にスライドすると相手の「Kyash」にお金が送金される。請求も操作方法は同じだ。送金、請求に関してはややこしい操作は不要だ。
なお、「Kyash」未登録の相手にもLINEやTwitter経由で送金・請求は可能だが、実際に相手がお金を受け取ったりするには「Kyash」への登録が必要となる。
・現金化は不可、VISA加盟店やモバイルSuicaで利用可能
「Kyash」に登録するとVISAブランドのバーチャルカードが発行されるので、VISA加盟店でのオンラインの買い物や、モバイルSuicaにチャージしてコンビニで使用することができる。現金化はできない。これは「Kyash」の入金元がクレジットカードを利用するため、銀行口座に引き出すなどして現金化すると「与信の現金化」に該当するため、法律上認められていないのだ。
今のところVISAバーチャルカードはオンライン決済のみだが「Kyash」は2017年夏には実店舗での決済も可能にするとのこと。
・友達との割り勘などに便利
「Kyash」はその場ですぐ請求ができるので、飲み会やグループでの旅行など、割り勘が発生しやすい場面で役立つ。請求忘れを防ぎ、支払ったかどうかで揉めることもなくなるのは魅力的だ。
■不正使用にはアカウントのロックも
登録も簡単で操作もシンプルなのが「Kyash」の魅力だが、シンプルすぎて不安になる人もいるかもしれない。「Kyash」は不正使用を防ぐため、不正使用検知システムを導入している。このシステムで不正使用、登録者以外の利用などが検知されるとアカウントが一時的に停止される仕組みだ。例えばアカウント登録は実名で登録だが、登録名とクレジットカードの名前が一致しない場合即座にアカウント停止処理が行われる。
また、「Kyash」は利用者間のトラブルには基本的に介入しないが、詐欺や脅迫被害などの場合は個人で対応せずサポートまで連絡するよう促している。アプリの登録も利用も完全に無料なので、お金のやり取りをスムーズに行いたい人は一度使ってみてはいかがだろうか。
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