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ビーナス・ウイリアムズ、8年ぶりウインブルドン決勝進出
13日、イギリス・ロンドンでテニスのウィンブルドン女子シングルス準決勝が行われ、第14シードのビーナス・ウィリアムズが、世界ランキング7位で第6シードのジョアンナ・コンタ(英国)を相手に6-4 6-2のストレートで勝ち、決勝進出を決めた。コンタは地元イギリスの女子選手としては40年ぶりとなる決勝進出が期待されていたが、かなわなかった。V・ウィリアムズはウインブルドンではこれまで5度の優勝を誇るが、今大会は実に8年ぶりの決勝進出となる。
第1セット、V・ウィリアムズは第9ゲームで15-40とブレークのピンチを迎える。ここで1本凌いだ後、次のファーストサービスを外してしまうが、セカンドサービスもファースト並みのサービスでエースを取った。これが勝負のポイントになり、次のゲームをブレークして6-4で奪うと、第2セットも6-2とそのまま押し切っての勝利だった。
V・ウィリアムズは2008年にウィンブルドンを制したが、以降は、2011年にシェーグレン症候群という自己免疫疾患と診断されていたことが分かるなど、ケガや病気に悩まされ、4大大会でもなかなか結果が残せなかった。今年6月には交通死亡事故の加害者となったことにより、メンタル面での不安も拭いきれるものでもなかった。37歳になった元女王が幾多の苦難を乗り越え、オープン化以後、史上最年長での優勝が出来るのか決勝戦も注目されている。決勝は第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。
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