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アクセル Research Memo(4):遊技機器向けグラフィックスLSIは前期比約14%減収に
記事提供元:フィスコ
*09:07JST アクセル Research Memo(4):遊技機器向けグラフィックスLSIは前期比約14%減収に
■アクセル<6730>の業績動向
2. 製品別売上高の動向
製品別売上高の内訳を見ると、遊技機器向けLSIは前期比10.3%減の7,838百万円となり、このうち主力のグラフィックスLSIは前期比14%減の約60億円※となった。「AG4」から「AG5」への世代交代が順調に進み(販売構成比で前期40%から65%に上昇)、平均販売単価が約7%上昇したが販売数量の減少が響いて減収となった。また、その他製品(メモリモジュール、LEDドライバLSI等)については、前期比5%増の約18億円※となった。LEDドライバは減収となったが、メモリモジュール製品の新規採用が進んだことが増収要因となった。
※決算説明会資料よりフィスコ推定
一方、組み込み機器向けグラフィックスLSIは、顧客先の販売動向が芳しくなかったことにより前期比20.1%減の117百万円に、また、開発支援用ソフトウェアや評価基板、ソフトウェアIP製品、ミドルウェア製品等のその他製品は同38.5%減の57百万円といずれも減収となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《SF》
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