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入場数全国1位のお城は人気急上昇のあそこ!攻城団が全国調査
大阪城 (c)123rf[写真拡大]
城好きに聞くお城の魅力とは?「歴史の1ページを垣間見られる」「精緻な作りに圧巻」「壮大なロマン」、中には「防衛戦略を読み解く楽しさ」と答える人も。お城には多くの人々をひきつけてやまない魅力がある。日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」が昨年に引き続き、全国83城の管理事務所や自治体の協力を得て、全国各地のお城の入城者数の調査を行った。
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今回の調査では「入場チケットを購入して入るお城」と「城址公園として整備された無料で見学できる場所」の2種類を詳しく調べている。
有料お城部門では、堂々第1位に選ばれたのは「大阪城」だった。インバウンド観光で訪日外国人が数多く入場、その数は255万7394人。一昨年(2015度)に姫路城が達成した記録286万7051人には少々及ばなかったが、今、大阪城の人気は急上昇している。第2位には昨年のリニューアルオープンから2年目を迎えた世界遺産「姫路城」、第3位には天守の木造復元を計画中の「名古屋城」がランクインした。毎年上位の常連だった熊本城は熊本地震以降、城内は立入禁止となっているため対象外となっている。
入城チケットが必要ない城址公園部門では、総合ランキングで金沢城(五十間長屋と金沢城公園の合算値)や江戸城(皇居東御苑の入園者数)、米沢城(上杉記念館、上杉博物館、上杉城史苑、上杉神社の合算値)が上位にランクインした。
今回の調査結果では国内のほとんどのお城で前年比がプラスとなっており、近年のお城・お城めぐりブームは趣味・観光として定着しつつあることが顕著となった。よく考えるとお城は軍事構造物である。敵に攻め込まれないために山上に作ったり、城の周りに堀を作ったり、何メートルもある石垣を作ったり……戦国時代の背景や城主の人物像、城下の街の文化などを知ると、お城の魅力・愛着が増す。時間があれば、お城を攻城して悠久の歴史に思いを馳せてみてはどうだろうか?(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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