日本老年医学会、「高齢者」の定義を75歳以上とするよう提言

2017年1月7日 09:29

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記事提供元:スラド

NOBAX 曰く、 日本老年医学会が、「高齢者」として分類される年齢を75歳以上とし、現在高齢者とされている65歳から74歳の人については「順高齢者」とするよう提言した(発表PDFNHK)。

 年金支給開始年齢を遅くするための布石ではと勘繰りたくなる。海外でも年金支給年齢は引き上げの方向です。

 「高齢者」年齢の引き上げの理由としては、下記が挙げられている。

 加齢に伴う身体的機能変化の出現が5~10年遅延している 
 特に65~74歳の前期高齢者においては心身の健康が保たれており活発な社会活動が可能な人が大多数を占めている 
 社会一般においても65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっている。

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