日本の労働生産性、米国に比べ製造業7割、サービス業は半分

2016年12月13日 16:52

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本の労働生産性と米国の労働生産性を比較した調査結果が公表された(NHKSankeiBiz産経新聞)。

 生産性向上対策を目指す公益財団法人である日本生産性本部がまとめたもの(日本生産性本部の発表)。産業別の日本の労働生産性を見てみると、化学産業は米国の1.43倍、機械産業では1.09倍と上回っているいっぽう、それ以外は米国よりも低く、特に第三次産業(サービス業)では米国の約半分だという低い水準となっている。また、サービス業でも情報通信業は米国比で74.0%だったのに対し、卸売・小売業は38.4%、飲食・宿泊は34.0%と特に低い。

 農林水産業の生産性は米国と比べてたった4.2%しかないという結果も興味深い。

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