認証型コンセントを利用した公衆電源サービスの実証実験―東電、ソニーら

2016年8月22日 21:56

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認証型コンセントを利用した公衆電源サービス(espotサービス)のWebサイト。

認証型コンセントを利用した公衆電源サービス(espotサービス)のWebサイト。[写真拡大]

 東京電力エナジーパートナー、ソニービジネスソリューション、関電工の3社は22日、23日から東京都内の飲食店やコンビニエンスストアなど計36カ所で、認証型コンセントを利用した公衆電源サービス(espotサービス)の実証実験を開始すると発表した。

 espotサービスは、店舗や公共スペースなどに設置した専用の認証型コンセントを利用して、街中で気軽に電気を利用できるサービス。設置事業者は利用単価や時間を設定できるため、集客やユーザーサービスの向上が見込め、ユーザーが充電目的で長時間滞在する課題にも対応する。利用者は、事前に購入したプリペイドカード(espotカード)か、クレジットカードで利用料金を決済する。

 今回の実証実験では、設置店舗などに来店した一般客や、事前に応募したモニターにサービスを利用してもらい、その利用実績をサーバ上で管理することで、本格事業へ向けた検証を行う。

 期間は8月23日~2017年1月9日の予定。実施地域は、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、江東区、目黒区など。設置個所は、大戸屋5店舗に41台、ローソン25店舗に96台、東京テレポートセンター管理ビル6カ所に13台。

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