フマキラーが9%高など「デング熱」注目されるが思惑買い広がらず

2016年7月25日 11:47

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■リオ五輪が始まれば題材は増えるとの期待は潜在

 フマキラー<4998>(東2・売買単位千株)は25日の前場、急反発となり、9%高の686円(56円高)まで上げて出直りを強めている。6月下旬から7月中旬にかけてフィリピンに滞在していた30代の女性がデング熱によって死亡したとの厚生労働省の発表が前週末に伝えられ、条件反射的に殺虫剤株が注目された。

 リオ五輪が始まれば、こうした題材は増えるとの見方がある。ただ、アース製薬<4985>(東1)は朝方の2%高(90円高の5090円)を上値に一進一退。今のところ「蚊」の媒介する疾病が拡大する可能性はないとされ、思惑買いは広がっていない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】ロックオンは次世代インターネット市場に対応、今期減益は先行投資と前向き判断(2016/06/15)
【注目銘柄】SRAホールディングスにリバウンド狙い可能、25日線乖離がマイナス10%(2016/06/16)
【注目銘柄】6年後売上倍増、3000億円を目指すクスリのアオキは本社新築計画(2016/06/17)
【材料でみる株価】アスカネットはサイネージ用途での提案強化でAI事業の売上拡大図る(2016/06/17)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事