日経平均は114円高でスタート、クーデターに対する過度な警戒感は後退、ソフトバンクグは冴えない

2016年7月19日 09:28

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;16612.09;+114.24TOPIX;1326.06;+8.96

[寄り付き概況]


 日経平均は続伸で始まった。18日の米国市場はNYダウが小幅ながら7営業日続伸だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の16610円となり、まずはこれにさや寄せする格好。週末に発生したトルコのクーデターは未遂に終わり、過度な警戒感は後退している。

 セクターではその他製品が上昇率トップとなり、任天堂<7974>が引き続きけん引。その他、海運、パルプ紙、ガラス土石、コ言う業、保険、銀行、金属製品、精密機器などが上昇。一方で情報通信、建設、非鉄金属、不動産、陸運などが下落。売買代金上位では、任天堂がトップなほか、ファーストリテ<9983>、Vテク<7717>、ソニー<6758>、村田製<6981>、KDDI<9433>が堅調。半面、ソフトバンクグ<9984>、トヨタ<7203>、LINE<3938>、JT<2914>などが冴えない。《WA》

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