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日本のペット飼育率は低い―国際調査で明らかに
グローバルのペット飼育率調査(GfKの発表資料より)[写真拡大]
日本でペットを飼っている人の割合は約4割で、世界の国々の中では最低レベルにあることが、調査会社GfKジャパンの「グローバルのペット飼育率調査」で明らかになった。
調査は2015年にインターネットを通じて22カ国・地域の2万7,000人を対象に行った。質問は「どのようなペットを飼っていますか」というもので、全体では56%の人が何らかのペットを飼っていた。
地域別に見ると、飼育率が高かったのは中南米で、アルゼンチン、メキシコでは80%、ブラジルでは75%にのぼり、ロシア(73 %)、米国(70%)が続いた。一方、調査国の中でペットの飼育率が最も低かったのは韓国(31%)だった。日本は37%で、香港(35%)に次いで下から3番目だった。
ペット別に見ると、全体で最も多く飼われているのは33%犬で、猫(23%)、魚(12%)、鳥(6%)と続いた。犬を飼っている割合が最も高かったのはアルゼンチンで66%、猫を飼っている割合が最も高かったのはロシアで57%だった。さらに、魚では中国が17%、鳥ではトルコが20%でトップとなった。日本は、犬(17%)、猫(14%)、魚(9%)、鳥(2%)だった。
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