違憲の法律、いくら時間経っても違憲―民進・岡田克也代表

2016年5月5日 11:03

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記事提供元:エコノミックニュース

 民進党の岡田克也代表は3日、都内で開かれた憲法集会であいさつし、政府・与党が強行採決し、成立、施行なった「安保法制」について「安倍総理は成立したと言っているが、憲法違反の法律は、いくら時間がたっても憲法違反だ。これを廃止に追い込まなければならない。力を合わせてがんばろう」と呼びかけた。

 また、「安倍総理は1月に参院選挙で(議席の)3分の2を改憲勢力で取ると明言し、国会の審議の中で憲法9条改正に何度も言及した」と紹介し「最近は、憲法改正を議論しないのは無責任な勢力と明言した」と我田引水の論理を批判した。

 そのうえで「安倍総理が目指しているのは、参院選挙で多数を得て、憲法9条の本丸に切り込む、これを改正すること。限定された集団的自衛権の行使どころか、限定のない集団的自衛権の行使をやり抜くというのが安倍さんの魂胆。力を合わせ、これを絶対に阻止しよう」と訴え、夏の参院選が特に重要な意味を持つことをアピールした。

 集会には日本共産党の志位和夫委員長、社会民主党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表も壇上にあがり、野党共闘して、安倍政権を退陣に追い込む姿勢を示した。会場には「戦争法廃止、安倍政権退陣、憲法守れ」のプラカードを持つ人らで埋め尽くされた。(編集担当:森高龍二)

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