ソニー、光学25倍ズーム搭載サイバーショット「RX10 III」発表

2016年4月9日 06:14

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サイバーショット RXシリーズ「RX10 III」(ソニー発表資料より)

サイバーショット RXシリーズ「RX10 III」(ソニー発表資料より)[写真拡大]

 ソニーは8日、高倍率ズームレンズ搭載のデジタルスチルカメラ サイバーショット RXシリーズ「RX10 III」を5月20日に発売すると発表した。市場推定価格は税抜17万円前後になるという。

 同製品は、光学25倍という高倍率で遠くの被写体の細部まで鮮明に望遠撮影できる。また、プロの映像制作レベルの4K高解像度の動画や最大40倍のスーパースローモーション機能にも対応。広角から超望遠まで幅広いシーンで高画質な撮影を1台のカメラで実現できるという。

 新開発のF2.4-4の大口径・高倍率ズームレンズは、ED非球面レンズ2枚、スーパーEDガラス1枚を含む計8枚のEDガラスを搭載。これにより望遠撮影時に目立ちやすい色収差を補正し、ズーム全域で高コントラストかつシャープな画質を実現する。また、美しいぼけを生み出す9枚羽根円形絞り機構や、望遠や暗所撮影時も最大4.5段分の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式手ブレ補正機能を採用している。

 さらに、最大撮影倍率0.49倍まで被写体に寄れるテレマクロ撮影ができたり、スポーツなど動きの激しい被写体には最高1/32000秒の高速シャッタースピードでの撮影が可能。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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