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リニア 東京~大阪同時開業は重要な成長戦略に―経団連・榊原定征会長
記事提供元:エコノミックニュース
日本経済団体連合会の榊原定征会長はリニア中央新幹線の大阪までの全線開業は関西だけでなく日本全体にとって重要な成長戦略になると東京~名古屋間での2027年の開業時に、大阪までの同時開業を強く求めた。
榊原会長は北陸新幹線について「大阪延伸も関西経済の推進力になる。ルートが決まり、これが実現すれば関西経済の活性化に大きく貢献するだろう」としたうえで、リニア中央新幹線について「2027年に東京と名古屋の間で開業される予定となっているが、大阪までの全線で同時開業が実現すれば、関西は双発エンジンとしての強みをさらに増す」と語った。
そして「リニアの全線同時開業は関西だけの問題ではなく、日本全体にとって重要な成長戦略となる。全線同時開業による経済効果は年間6700億円、18年間で12兆円となるとする試算もある」とし「リニア中央新幹線は日本経済の大きな成長要因になることから、経団連としても、どのような形で協力できるのか、国の役割も含めてしっかり検討していきたい」と意欲を示した。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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