沈没船の財宝の所有権をめぐりコロンビア政府とスペイン政府、米サルベージ会社が対立

2015年12月18日 16:15

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、南米コロンビア沖で発見された沈没船「サンホセ号」の財宝の所有権を巡り、コロンビア政府とスペイン政府、そして米国のサルベージ会社の三者が対立しているという(ナショナルジオグラフィックス)。

 この船の残骸を発見したのは、専門家・コロンビア海軍・考古学者による調査チームで、船や財宝の価値はおよそ10億米ドル(1200億円)と見積もられているそうだ。チームはこの船が300年以上前に沈んで以来、おおよその位置を把握していたという。一方、米国ワシントン州に本社を持つサルベージ会社Sea Search Armada社は30年以上前から沈没船の場所を見つけていたとしており、コロンビア政府が主張する所有権に異議を唱えている。

 さらに、サンホセ号の船籍はスペインであるため、スペインが所有権を持つ可能性もある。そのため、スペイン政府とコロンビア政府との間の話し合いも開始されているという。

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