子に勤めて欲しい会社、「アップル」が大躍進

2015年12月10日 13:54

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記事提供元:エコノミックニュース

いつの時代も、親は子供の将来を案じるものだが、「勤めて欲しい会社」には世相が出るものだ。

いつの時代も、親は子供の将来を案じるものだが、「勤めて欲しい会社」には世相が出るものだ。[写真拡大]

 いつの時代も、親は子供の将来を案じるものだが、「勤めて欲しい会社」には世相が出るものだ。与信管理APSクラウドサービスを提供するリスクモンスター(本社・東京)が実施した第4回「お子さん・お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」調査によると、1位は「トヨタ自動車」だった。次いで「全日本空輸(ANA)」が2位、「日本航空(JAL)」が3位となっている。以下、同率4位に「サントリー」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「三菱東京UFJ銀行」がランクインし、7位は「電通」、8位「三菱商事」、9位「本田技研工業(ホンダ)」、同率10位「資生堂」、「パナソニック」と続く。

 前回の結果と比べると、上位2社(トヨタ自動車・ANA)に変化はなかったものの、3位「日本航空(JAL)」(前回7位)、4位「東日本旅客鉄道(JR東日本」(前回9位)などランクアップする企業が多かった。中でも、「アップル(Apple)」は前回の43位から今回18位と、大幅にジャンプアップしている。

 親世代が思う「子どもに勤めてほしい企業」においては、上位20社全てのランキングが入れ替わった。「アップル(Apple)」、「グーグル(Google)」などのIT系グローバル新興企業がランクインするなど、経済の流行に敏感な父母世代の感性を反映している。

 一方、祖父母世代が考える「孫に勤めてほしい企業」では、上位20社中、9社は前回と同じだった。伝統的な日本企業の「サントリー」「三菱商事」「三井物産」「三菱東京UFJ銀行」「本田技研工業(ホンダ)」など、上位20社中18社が前年に引き続き上位にランクインした。相変わらず、業歴の長い企業や財閥系企業が人気だ。調査したリスクモンスターでは、「祖父母世代の安定的な評価が見受けられる」とコメントしている。

 調査は今年9月に実施。全国に住む、未成年の子(男女)をもつ20~69歳の男女合計400人(男子・女子の子どもそれぞれ200人ずつ、以下同)と、未成年の孫(男女)をもつ20~69歳の男女400人を対象に、インターネット調査で実施。「年間売上2500億円以上、従業員数5000人以上の企業200社を抽出し、自由に選んでもらった。(編集担当:北条かや)

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