丸紅とパナソニック子会社、デジタルサイネージで資本提携

2015年11月16日 18:33

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 丸紅とパナソニックの子会社でデジタルサイネージ分野で実績のあるピーディーシー(PDC)は16日、13日に資本提携の手続きを完了したと発表した。

 PDCは、六本木ヒルズ、東京スカイツリーなどの大型施設をはじめ国内1万箇所超への「配信運営実績」を持つ。今後、スポット広告を簡単に配信できる「アドプラットフォーム」を国内だけでなくグローバルに展開し、事業拡大を図るため丸紅を提携パートナーに選んだという。

 一方、丸紅は、パナソニックからの株式譲受により、PDCの発行済み普通株式の30.0%を取得した。丸紅は、100%子会社の丸紅テクノシステムを通じてPDCのデジタルサイネージ販売で過去から協業関係だった。

 今回の資本提携を通じてグローバル展開を拡大するほか、国内では2020年に向けた多言語サイネージや様々なデジタルデバイスと連携させたプラットフォームの拡販などへの取組みを加速していく方針。

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