関連記事
第一三共、ルルアタックFX、新ルル-K錠を自主回収
回収対象かぜ薬。左上から時計回りに、ルルアタックFX27錠、ルルアタックFX36錠、新ルル-K錠54錠、新ルル-K錠36錠(第一三共ヘルスケア発表資料より)[写真拡大]
第一三共ヘルスケアは9日、かぜ薬の「ルルアタックFX」「新ルル-K錠」を自主回収を開始した。含有成分量の不足が理由で、これに起因する重篤な健康被害が発生するおそれはないとしている。回収方法は、同社の回収センター(0120-203-278)に連絡すると案内される。
同社の長期安定性試験の結果、一部の製造番号の製品に、有効成分の「デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物」の含量が承認規格を下回ること、下回る可能性があることが確認された。
すでに市場に出荷済みの2種類のかぜ薬のうち該当する製造番号の製品が自主回収される。自主回収対象となるのは、2013年8月以降に販売された同製品のうち、製造番号が「ルルアタックFX 27錠」が「W12WL」。「ルルアタックFX 36錠」が「W08WK、W09WK、W10WK、W13WL、W14WL、W15WL、W16WN、W17WN」。「新ルル-K錠 36錠」が「T04TT」。「新ルル-K錠 54錠」が「W11WL」。
「ルルアタックEX」「ルルアタックNX」「ルルアタックIB」「新ルル-K細粒」などほかのルル製品は、回収対象にはなっていない。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
スポンサードリンク