セブン&アイ、災害時には2万カ所の無料Wi-Fi『セブンスポット』特別開放

2015年8月27日 04:46

印刷

サービス利用イメージ(セブン&アイ・ホールディングス発表資料から)

サービス利用イメージ(セブン&アイ・ホールディングス発表資料から)[写真拡大]

 セブン&アイ・ホールディングスは26日、全国のセブン&アイグループ各店の約 20,000 カ所に設置されている無料 Wi-Fi『セブンスポット』の災害発生時の特別開放を、9月1日より開始すると発表した。災害発生時は会員登録作業などを無くし、スムーズに安否確認や災害情報などが入手できる。

 同社は東日本大震災以降、災害対応の一環として地震等の災害発生時に店舗を情報拠点として活用する施策を推進してきた。今後は災害発生時において無料 Wi-Fi『セブンスポット』では、NTTレゾナントが提供する災害情報サイト「J-anpi~安否情報まとめて検索」と連動し、会員登録をしなくても(通常は会員登録が必要)アクセスを可能にする。また、平常時は「1回60分、1日3 回まで」となっている利用制限も、災害時は「1回30分、回数制限なし」となる。

 同サービスのアクセスポイントは、セブン&アイグループ8社の約18,200店舗に約 20,000ある。実施店舗と1店舗における同時最大接続可能人数は以下の通り(店舗数、最大接続人数)。
全国のセブン‐イレブン(約 17,200、50)、イトーヨーカドー(174 、250)、ヨークベニマル(197、250)、ヨークマート(79、250)、そごう・西武(24、中型・小型店は250、大型店舗は4,000)、デニーズ(389、250)、ロフト(92、250)、赤ちゃん本舗(100、250)など。(記事:町田光・記事一覧を見る

関連記事