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【株式市場】NY株の反発など好感するがファナックが冷やし日経平均は軟調
◆日経平均の前引けは2万210円96銭(117円93銭安)、TOPIXは1627.24ポイント(2.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億790万株
29日前場の東京株式市場は、NY株の6日ぶり反発などが好感されて朝方は日経平均が96円80銭高(2万425円69銭)まで上げたが、寄与度の大きいファナック <6954> が昨日の四半期決算発表や業績予想の減額などを要因に一時14%安の急落となったことなどが全体のムードを冷やし、日経平均は一時123円68銭安(2万205円21銭)まで下げた。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。
ただ、ヤクルト本社 <2267> は昨日発表した第1四半期決算が好感されて戻り高値に進み、セブン&アイ・ホールディングス <3382> は7月初旬に発表した四半期好決算やTPP交渉の進展などが言われ上場来高値に接近。昨日好決算を発表したMRT <6034> (東マ)はストップ高となり、プロルート丸光 <8256> (JQS)は引き続き中国での新展開発表などが好感されて大幅続伸。ネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)などのセキュリティ関連株も高い。
東証1部の出来高概算は10億790万株、売買代金は1兆2850億円。1部上場1889銘柄のうち、値上がり銘柄数は750銘柄、値下がり銘柄数は967銘柄となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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