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Windows 10、更新プログラムが無料で提供されるのは2~4年間?
現在は該当ページ自体がなくなっているが、5月末時点でWindows 10の詳細情報ページには「対象の Windows デバイスが Windows 10 にアップグレードされると、デバイスのサポート有効期間中は常に最新の状態が保たれるため、より安全に保護され、継続的に新たな機能を入手できます。追加料金は必要ありません。」との記述があった。「デバイスのサポート有効期間(英語版では "supported lifetime of the device"と表現されている)」の具体的に示す期間がはっきりしなかったが、6月に公開された投資家向けのパワーポイントスライドに期間を示す記述がみられる(Computerworldの記事、Forbesの記事)。
Windows 10では数年おきに新バージョンのOSを発売するのではなく、ソフトウェア更新で継続的に新機能を追加していく「Windows as a Service」という考えが導入される。それに伴って収入の繰り延べが発生し、ソフトウェアの更新提供が見込まれる期間中に毎月一定額を計上していくことになるという。ソフトウェアの更新提供期間は「estimated device life」を元にして決められ、2年から4年の間になるだろうとのこと。また、estimated device lifeは以前言われていたようなデバイスの種類やフォームファクターではなく、主に顧客の種類によって決定されることになるとしている。
(続く...)Forbesの記事では「Home」エディションが2年、「Professional」エディションが4年と予想。PCで使用する場合に無料サポートが2年間ではゴミだと述べ、Windows 7とWindows 8の延長サポート期間がそれぞれ2020年までと2023年までになっているのに対し、Windows 10は2017年に終了してしまうと指摘している。更新により無料サポート期間が延長されることも考えられるが、無料サポート期間終了後にサブスクリプション方式へ移行する可能性もあるとのこと。
スライドはビジネスモデルの変更を説明するためだけに作られたものであり、「更新提供期間」は単純に会計処理上の話という可能性もある。実際のサポート期間が2~4年になるとは限らないが、現時点ではMicrosoftから明確な説明がないため、さまざまな憶測を呼んでいるようだ。皆さんはどう思われるだろうか。 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | アップグレード | マイクロソフト | Windows | IT
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