シャープ、5.5インチで4K解像度の液晶パネルを発表

2015年4月15日 12:28

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 シャープが5.5インチで4K解像度(3840×2160)を持つIGZO液晶ディスプレイを開発したと発表した。2016年をめどに量産化するという(ケータイWatch)。

 画素密度は806ppi(1インチあたり806ピクセル)。商業印刷では350dpi(1インチあたり350ドット)前後が多く使われているので、それよりも圧倒的に高密度な表現が可能になる。ただ、解像度が増えれば画面表示に必要な演算量も増加するという問題もあり、また人間の眼の解像度の限界もあるため、このような解像度のディスプレイが広く普及するかどうかについては未知数だ。

 個人的には、どちらかというとスマホよりもヘッドマウントディスプレイ分野での応用に期待したいところである。

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