コンサルティングの仕事の本質とは何か

2015年1月23日 17:47

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■経営コンサルタントの定義


 私の経営コンサルタントの定義は「企業経営の諸問題を解決する為の支援者」です。

 経営活動をしていると必ず色々な経営課題が発生し、この課題について「質を上げながら、より早いスピードで解決する支援者」と考えています。

 経営の諸問題は経営戦略レベルの課題、組織構造・仕組・業務プロセスの課題、人事制度・人材育成の課題、組織風土の課題の4つに層別できます。この4つの課題を解決する事が経営コンサルタントの役割と認識しています。

 また、解決方法ついて、評論家ではなく、より現場主義を大切にしながら、クライアント先のプロジェクトメンバーと協力しながら解決していく事が重要と考えています。この時、我々コンサルタントはあくまでも支援者で、クライアント先のメンバーが課題解決をしていく場面で、科学的な改善手法、問題解決の第三者としての視点を提供する事が重要な役割になります。

■企業はなぜコストをかけてまで経営コンサルタントを活用するのか


 企業が経営コンサルタントを活用する理由は
 ①問題解決のプロセスのマネジメントをしてくれる
 ②問題解決の方法を教えてくれる
 ③問題解決のヒント、場合により答えを教えてくれる
 ④外部情報等により違う業界、業態の仕事の仕方を教えてくれる

  の四点で、結果として、改善・改革メンバーの意識改革を醸成し、自立的に問題解決ができるようにしてくれる事ではないかと思います。

著者プロフィール

中山 幹男

中山 幹男(なかやま・みきお) 株式会社A&Mコンサルト 代表取締役

大阪大学工学部機械学科卒業後、大手自動車メーカにおいて商品企画、設計・開発、品質管理、環境対策業務等に従事。その後大手コンサルティングファームの経営コンサルタントとして7年間勤務。
韓国の大手家電メーカを手始めに製造業を中心としたコンサルティングを実施する。1997年に「現場主義を貫き、行動的に活動して成果を出す経営コンサルティング」を目指し、A&Mコンサルトを設立し現在に至る。激変の環境変化の中で、企業の永続的な存続を前提に戦略構築、仕組改革、組織風土改革のトライアングル視点で企業の体質強化を図る。
会社URL  http://www.a-and-m.biz

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