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ボルボ、車両と自転車の相互通信を利用した安全技術を開発
自動車メーカーとしては初の試みとなる車両と自転車の相互通信を利用した安全技術のイメージ(ボルボ・カー・ジャパンの発表資料より)[写真拡大]
ボルボは23日、スウェーデンのスポーツギアメーカーPOCと通信会社のエリクソンとともにドライバーとサイクリストの相互通信を可能とする安全技術を開発し、ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市CESで初公開したと発表した。
このシステムは車両および車両と相互通信可能な自転車用ヘルメットで構成され、互いの距離が接近するとドライバー、サイクリスト双方に警告が発せられ、衝突の回避を促す。車両と自転車の相互通信を利用した安全技術の開発は、自動車メーカーとしては初の試みとなる。
このシステムは、サイクリストの間で普及しているStravaなどのスマートフォンアプリを使用し、ボルボのクラウドを通じて自転車と車両の位置をお互い共有することができる。事故の危険性があると判断されると、サイクリストとドライバーの双方に警告が発せられ、衝突を未然に防ぐことができる。自転車が、曲がり角や別の車両の陰の死角にいると、ボルボのヘッドアップディスプレイに警告が表示され、ドライバーに接近が知らされる。サイクリストには、ヘルメットに取り付けられた警告灯とバイブレーションにより警告が発せられる。
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