モノクロ写真? ヤマハの長距離ツアラーの新色が斬新すぎる

2014年12月6日 20:45

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記事提供元:エコノミックニュース

写真は「FJR1300AS」の“ダークグレーメタリックN(ダークグレー)”。モノクロに見えるが、もちろんカラー写真だ。現行カラーのベリーダークオレンジメタリック(ブラウン)も販売している。

写真は「FJR1300AS」の“ダークグレーメタリックN(ダークグレー)”。モノクロに見えるが、もちろんカラー写真だ。現行カラーのベリーダークオレンジメタリック(ブラウン)も販売している。[写真拡大]

 ヤマハ発動機<7272>のフラッグシップモデル、「FJR1300AS」「FJR1300A」が新色を設定して2015年1月7日に国内発売する。

 今回、新色として設定された“ダークグレーメタリックN(ダークグレー)”だが、何が凄いかというと、パッと見はモノクロ写真と見まごうばかりの、統一感のあるメタリック感だろう。テールライトやスイッチの一部、エキマニ、ブレーキパッドなどにわずかに色が確認できたものの、メタリック一色のそのフォルムのインパクトは大きい。ついつい、写真を拡大して、これは本当にカラー写真なのか? と確認してみたくなるほどだ。

 この「FJR1300AS」と「FJR1300A」の2台だが、違いは、「FJR1300AS」には倒立式フロントサスペンションやフロント&リア電動調整サスペンション、YCC-S(ヤマハ電子制御シフト)が採用されているところ。特にYCC-Sは、クラッチ操作が不要で、快適なツーリングをサポートしてくれる。当然クラッチレバーはなくギアチェンジができ、従来どおりのシフトペダルでの操作に加え、ハンドルに設置されたシフトレバーのどちらでも変速が可能なヤマハ独自のものとなる。「FJR1300A」と比べて価格は30万ほど高くなってしまうが、ロングツーリングで実際に使ってみるとその便利さに納得いくだろう。ヤマハでは国内の年間販売台数は300台を計画しているとのこと。

 “ダイナミックツーリング”を支えるハイクオリティ感を印象づけた、との言葉を具現化したモデルが、この「FJR1300AS」「FJR1300A」であり、新色はまさにサプライズだ。長距離を高速で、しかも快適に巡航するのを得意とするツアラーだが、ビルが立ち並ぶ都心の風景にも、新色“ダークグレーメタリックN(ダークグレー)”はしっくりと溶け込むだろう。(編集担当:鈴木博之)

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