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日産、ワンボックスミニバン型の「NV200タクシー」を来年6月から発売
日産自動車は26日、ワンボックスミニバン型のタクシー「NV200タクシー」を来年6月下旬から発売すると発表した。価格は219万6,720~301万1,040円。
本モデルは、同社が2010年から販売しているワンボックス型商用車「NV200バネット」をベースにしたもので、すでにアメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク市のタクシー「イエローキャブ」として、すでに導入されている。
ワンボックスミニバン型の車体のため、開口部が広く、大柄な利用者でも屈まずに乗車ができ、ベビーカーも折り畳んだ状態で持ったまま乗車ができるという。また、オートスライドドアや電動式スライドステップの採用により、雨の日の乗降や、高齢者や子どもの乗降がしやすいという。
また、室内には、ホールド感、座り心地、高級感を追求した新開発のシートを採用。また、足元にはベビーカーなどを置ける空間や、荷室にはスーツケース4個が収納できる空間を確保した。
エンジンは、1.6Lガソリンと1.6L天然ガス・ガソリン(LPGバイフューエル)の2種類が用意され、それぞれに「標準」と屋根上に開口部を持つ「パノラミックルーフ」の2種類が用意される。トランスミッションは4速オートマチック、駆動方式は2WDのみ。サスペンションは、「イエローキャブ」向けと同じ枚リーフスプリングを採用した。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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