韓国の会社員、2人に1人が「国を離れたい」

2014年10月12日 16:44

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 韓国の会社員の2人に1人が本気で移民を考えたことがあることが分かった。

 求人ポータルサイトの「ジョブコリア」が会社員の男女1,332人を対象に「これまで本気で移民を考えたことがあるか?」とのアンケート調査を行った結果、54.7%が「はい」と答えた。

 20代では52.4%、30代では55.9%、40代では 61.0%という結果だったが、その理由について調査したところ、結婚の有無によって違う結果が出た。

 結婚している会社員は△子どもの教育問題(48.6%)のため移民を考えたが最も多く、その反面未婚の会社員は△新しい環境で暮らしてみたいという好奇心(43.1%)から移民を考えたとの意見が多かった。

 その他、既婚の会社員は△老後保障(28.7%) 問題のため移民を考えたという意見が未婚の会社員に比べ多かった。

 未婚の会社員は△国内の社会的・政治的問題(32.0%)や△多すぎる業務量など会社内のストレス問題(29.3%)のため移民したいと考えたという意見が多かった。

 一方、移民したい国を尋ねたところ、20代が△アメリカ(19.2%)、30代が△オーストラリア(18.1%)、40代が△カナダ(25.0%)と答えた。

 また、既婚の会社員は△オーストラリア(23.7%)、未婚の会社員は△アメリカ(16.9%)に移民したいという意見が多かった。

 その他の国では、△ニュージーランド△スイス△スイス△イギリス△デンマーク△ドイツ△日本△フランス△フィンランド△スウェーデン△ベトナムなどが挙がった。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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