ジーンテクノサイエンスは抗インフル薬の開発がノーステック財団研究開発助成事業に採択されたと発表

2014年7月25日 05:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■有機分子触媒を用いた新規抗インフルエンザウイルス薬の開発

 ジーンテクノサイエンス<4584>(東マ)は24日、室蘭工業大学及び帯広畜産大学との共同研究グループによる「有機分子触媒を用いた新規抗インフルエンザウイルス薬の開発」が、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(略称「ノーステック財団」)が募集する「平成26年度ノーステック財団研究開発助成事業 イノベーション創出研究支援事業 スタートアップ研究補助金」に採択されたと発表した。

 同社は、新薬事業でも効率的に新規シリーズの探索を進めており、この中で室蘭工業大学及び帯広畜産大学の研究成果を活用することで、新規抗インフルエンザウイルス薬の開発が可能となるとしている。また、補助事業に採択されることで、コスト負担の軽減だけでなく北海道の地域振興への貢献を図ることができると判断し、本共同研究の開始に至った。

 近年、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が遺伝子変異することで人にも感染しやすくなり、各国で対策がとられている。またタミフルやリレンザなど有効な抗インフルエンザウイルス薬も開発され、一般に普及してきている。だが、タミフルに耐性を持つウイルスが出現するなど、パンデミックの危険が完全に回避されたとは言えず、新規抗インフルエンザウイルス薬の開発が急がれている。同事業では、新型ウイルスの出現や変異による新型インフルエンザウイルスに対抗するため、室蘭工業大学、帯広畜産大学および同社の共同研究グループにより、新規抗インフルエンザウイルス薬の開発を行うとしている。 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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