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テラ:新規がん抗原サーバイビンペプチド及びMAGE-A4ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の臨床試験を開始
■ヘルパーT細胞も効率よく活性化することで、がん特異的キラーT細胞を増強
テラ<2191>(JQS)は、医療法人社団医創会と共同研究契約を締結した。
この共同研究契約に基づき、テラはセレンクリニック東京と共同で、がんの患者を対象とする、新規がん抗原サーバイビンペプチド及びMAGE-A4ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の臨床試験を開始する。
本新規がん抗原はテラが専用実施権を保有する特許技術であり、サーバイビンペプチドは日本及びオーストラリアにおいて、MAGE-A4ペプチドは日本及び米国において特許が成立している。キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)のみを活性化するこれまでのがん抗原ペプチド(MHCクラスI拘束性ペプチド)とは異なり、ヘルパーT細胞も効率よく活性化することで、がん特異的キラーT細胞を増強することができる。
本臨床試験に用いるサーバイビンペプチド及びMAGE-A4ペプチドは、本特許を使用したMHCクラスI+MHCクラスII拘束性のハイブリッドロングペプチドであり、がんに対する免疫をこれまで以上に活性化することができる次世代のがん抗原ペプチドである。本臨床試験は、サーバイビンペプチド及びMAGE-A4ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」の安全性及び有効性の評価を行い、新規がん抗原の早期実用化に繋げる。
セレンクリニック東京を含む医療法人社団医創会セレンクリニックグループ(東京・名古屋・神戸・福岡)は、樹状細胞ワクチン「バクセル(R)」において3,528症例(2014年6月末時点)の治療実績を持ち、テラの契約医療機関の中で最多の実績を持つ。また、テラと共同で過去の臨床データを解析し、論文発表や学会発表を行うことでより良い治療を推進している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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