OpenSSLに新たな脆弱性が発見される

2014年6月6日 22:32

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 OpenSSLに新たな脆弱性「CVE-2014-0224」が見つかったと報じられている

 「OpenSSLのクライアント版すべてに脆弱性が存在している」とのこと。この脆弱性を使うことで、攻撃者はSSLで暗号化された通信に対し中間者攻撃を行うことが可能になるという。

 OpenSSLはコードが汚いことに定評があるため、今後また新たな脆弱性が発覚する可能性も考えられる。

 発見者の菊池正史氏による、日本語での解説も公開されている。これによると、「このバグが16年の間発見されなかった原因は、TLS/SSLを実装したことのある経験者が十分にレビューできてなかったことにあります」とのこと。

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